21世紀はバイオの世紀といわれており、基礎研究から産業にいたるあらゆるところでバイオテクノロジーが求められています。
その中でNMRによるタンパク質の立体構造解析法は、X線結晶構造解析法と並んで医学、薬学や生物工学などのさまざまな分野で利用されてきています。
SAIL法(立体整列同位体標識法:Stereo-Array Isotope Labeling Method)は、戦略基礎研究推進事業として、東京都立大学の甲斐荘研究室で開発された独創的新技術です。SAIL法を利用することにより、従来の限界を遥かに越えた高分子量タンパク質の高精度構造解析が、人手をわずらわせることなく迅速に行うことができます。SAILテクノロジーズ社は、SAIL法を構造ゲノム科学の次世代世界標準技術として普及させ、医薬開発を初め、様々なバイオ関連産業へ積極的に活用していくことを通じて、ポストゲノム時代のリーディングカンパニーをめざしまします。